長距離種目の『ブレーキ』対策は?
急に肌寒くなりました。本格的な秋の到来とともに、トラックシーズンからロードシーズンに移行しました。
今週末には全日本大学駅伝が伊勢路で開催されますね。そこで今回は、駅伝での『ブレーキ』と密接な関係があるグリコーゲンについて考えてみましょう。
グリコーゲンは動物における貯蔵多糖で、主に肝臓と筋肉でつくられます。多数のブドウ糖分子が結合して作られ、動物デンプンとも呼ばれます。
このうち肝グリコーゲンは血糖値をキープするために重要な物質で、これが空になると運動が不可能になります。激しい運動時には1~2時間でなくなりますので、運動する日の朝食抜きなど、もってのほかというわけです。
ただし、肝グリコーゲンがなくなって血糖値が下がっても、筋グリコーゲンは利用されません。駅伝やマラソンで起きる『ブレーキ』は、これに起因することが多いようです。
長時間の運動の際は、適宜、糖分を補給することが極めて重要です!!
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