運動中のエネルギー源となるのは、グリコーゲンです。しかし、糖質をめいっぱい摂ったとしても、貯蔵できるグリコーゲンの量には限りがあります。

エネルギーの不足分は脂肪を分解して補いますが、それでもブドウ糖は少しずつ消費され続けます。また、糖質の摂取量が少ないと、脂肪をエネルギーとして利用することが難しくなります。これらのことから、糖質の摂取(カーボンローディング)は、試合前のアスリートにとって重要なのです。

運動時、筋肉中ではブドウ糖(グルコース)がエネルギー源として使われます。ブドウ糖が足りなくなると、筋グリコーゲンの出番です。筋グリコーゲンがなくなると、最後は血糖(血液中のグルコース)が使われます。つまり、良いパフォーマンスの鍵は、筋グリコーゲンの回復が握っているわけです。

そして、糖質をエネルギーとして効率良く利用するには、ビタミンB群(ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン)のサポートも必要です。ビタミンB群は小腸から吸収され、体内の細胞にエネルギーを供給するために働きます。その際は互いに協力しあうので、B群全てを同時に摂るのが効果的です。

利用しきれなかった糖質は、より軽く、かつ高エネルギーである脂質に変換されて、体内に蓄えられます。


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