物質は一般的に、温めると柔らかくなり、冷やすと硬くなる性質を持っています。ヒトの身体も同様で、ある程度温めてから運動をしないとケガをしやすくなります。また、体温が低い状態では血液循環も良くないため、細胞への酸素や栄養分の運搬、老廃物の排泄などが滞って早く疲労してしまいます。

健康な人の場合、体温は通常36.5度~36.9度ですが、最近は平熱が35度台の人も増えているようです。このような人の場合は特に、運動前にしっかりと身体を温めておくことが重要です。

また、たんぱく質の多い食材を食べるほど、食後の体温が上がります。よく噛んで食べることも、食事誘発性熱産生(特異動的作用)と代謝の亢進に役立ちます。

それでは、気温が35度を超えるような猛暑日にはどうすればいいのでしょうか? このような日は、野外で直射日光に当たるだけでバテてしまう方もいます。まずは、肌をなるべく直射日光に晒さないように日焼け止めをしっかりと塗りましょう。サングラスは必須です。

通常は、冬期よりもウォーミングアップの時間を短くします。身体を慣らすためのジョギングは必須ですが、冬期より早めに切り上げ、終了後はただちに木陰に移動します。ストレッチは木陰でしっかりとする必要があります。また、発汗が激しいので、水分とミネラルを他の季節の倍は摂取しましょう。ビタミンCも重要です。


▼関連情報

  1. 乳酸除去と競技力向上に役立つ入浴法は?
  2. 足がつりやすいのですが…?
  3. 運動中の発汗量(体重減)に注意!!
  4. 高校生スプリンターのハムの肉離れ対策は?
  5. できるだけ早く疲労を回復したい!