乳酸は無酸素運動中に、糖分が身体の中で分解されて生じます。従って特に短距離種目においてしっかりと対策を立てなくてはなりませんが、当然、マラソンなどの長距離種目でも生成されます。

運動中、乳酸が血液中に蓄積してpHが酸性になると、自覚症状としてだるさや痛みを感じます。そうなってきたら、クエン酸の入った飲み物に切り替えましょう。クエン酸は梅干しやかんきつ類(みかん、レモン、ライム、グレープフルーツ)、桃、いちご、キウイ、リンゴ酢などに多く含まれています。

クエン酸サイクルは食事から摂取した糖質などを分解し、基礎代謝や生活活動代謝を維持するエネルギーを作り出しています。しかし、エネルギー源が不足すると乳酸がアセチルCoAに変化し、オキザロ酢酸と結合してクエン酸となり、一時的にクエン酸サイクルを維持します。ここで、クエン酸そのものを補給するとエネルギー生産がスムーズに行われるため、エネルギー切れの予防や疲労回復に働きます。その結果、持久力が向上し、乳酸の生成も抑制されるため、痛みも楽になります。

運動後は疲労回復のため、しっかり休養しましょう。糖質中心の食事(グリコーゲンリカバリー)とアスタキサンチンとポリフェノール、ビタミンB群などの摂取も役立ちます。

ちなみに、乳酸は運動すればするほど増えるわけではありません。また、これまで考えられていたように疲労物質ではなく、むしろ筋肉疲労を和らげ、エネルギー不足を補ってくれる物質と考えられています。

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