仁川アジア大会が近づきました。代表の皆さんの健闘を祈願します。

さて、試合時に風邪や体調不良などで禁止物質が治療のために必要な場合は、事前に治療目的使用に係る除外措置(TUE)の申請手続きを行う必要があります。

所定の「TUE申請書」「確認書」に、詳細な医療記録や検査所見などを添えて申請し、許可されれば使用できます。ただし、治療上必要であり、他に治療法がなく、使用しても競技力を高めないものに限定して許可されます。

【市販の風邪薬、鼻炎薬に含まれるドーピング禁止物質の例】

市販の点鼻薬は原則として興奮剤や禁止薬を含んでいませんが、連用には注意が必要です。ドーピングには触れませんが依存性が高く、ボスミンを含むものがあります。

  • メチルエフェドリン…名前が似ていますがエフェドラは全く無縁のものです。一時期ダイエット向けの素材としてアメリカで開発されましたが、危険性が高く、製造販売が禁止されています。
  • 麻黄入り
  • フェニルプロパノールアミン
  • カフェイン…大量に飲まない限りはドーピング禁止にはあたりませんが、痛み止めにはカフェインが意外と入っていますので、要注意です。

禁止物質に関する詳細は、「禁止国際基準」をご確認下さい。
世界ドーピング防止規程の禁止表国際基準に禁止物質と禁止方法が掲載されており、禁止表は毎年改訂されます。