酸素を吸い、二酸化炭素を吐き出すという呼吸作用は、生物が生きていくうえで不可欠です。それによって体内の有機物が分解され、必要なエネルギーを得るのです。

大人の場合、1分間の呼吸回数は約17回です。呼吸によって体内に取り入れられる酸素(1回当たり約76ミリリットル)のうち、活性酸素になるのは約2%と言われています。

それでは、スプリンターの活性酸素発生量はどのくらいなのでしょうか?

短距離走を行っている際は、6~10%も増えるという研究例があります。走っている間は当然呼吸量も増えますから、発生する活性酸素の総量は、最低でも平常時の10倍以上にはなりそうです。このことからも、アスリートはしっかりとした活性酸素対策が必要ということが分かりますね。