背が低い、筋肉がつきにくいなど、体格に恵まれていないスプリンターに必要なのは、強いエンジンです。

背の高い選手(高平選手や福島選手などが代表的ですね)は、大きなストライドで接地時間の少ない、跳ねるような(跳ねてはだめなのですが)走りを目指すのに対し、背の低い選手(塚原選手や北風選手)は一歩一歩地面を踏み、地面から返りをもらうような、かつピッチの速い走りが必要になります。

そのためには、

  1. 大腿筋とハムなどの強化
  2. ブレない走り
  3. 脚を冷やさない(アップ時間を充分にとって脚を温める)
  4. 腹筋・背筋・肩周りの筋肉の強化

などが必要になります。あとは絶え間ないトレーニング!! 自らの身長や身体つきに合った走りを心掛けることは、記録を伸ばす上で極めて重要です。

ちなみに、成長期に身長を伸ばすには、睡眠、食事、運動の3つが重要です。成長ホルモンは1:00~4:00AMあたりに多く分泌されます。成長ホルモンの分泌を促すためには睡眠を8時間以上とることが勧められています。

適度な運動は、睡眠の導入効果という点からも、必須です。

「身長を伸ばす」という意味からは、ストレッチを行う時間を長くとることと、ジョグを長めに行うことも重要です。また、激しいトレーニング(特にウエイトトレーニング)はなるべく成長期を過ぎてから重視し、それまでは身体造りと自分に合った走りの体得、少しでもピッチを上げ、ストライドを伸ばすトレーニングに重点を置くことが重要だと思います。


▼関連情報

  1. 成長期のアスリートが配慮すべきことは?
  2. 中学生が走力を上げるための練習は?
  3. 中学生(短距離)の筋力増強にサプリは必要?
  4. 競技力向上に役立つ栄養は?
  5. 運動による筋疲労を軽減し、トレーニング効果をあげるには?