練習量がハードな夏季トレーニング期は、女子だけでなく男子選手も、貧血になりやすい時期です。気温・湿度ともに高く、疲労がたまりやすく食欲も低下しやすいこともあり、栄養管理により一層の注意が必要となります。

栄養改善の効果がパフォーマンスや競技能力に反映されるまでには、数か月から半年かかります。一方、栄養不足は、数日で影響が出てしまいます。消耗の激しい時期だと、たった1週間で貧血状態になってしまうこともあります。

悪影響が出てから元に戻すのは大変ですので、毎日の食事プラス、サプリメント(ヘム鉄、ビタミンB群、ビタミンC)で予防を心がけましょう。レバー、赤身肉、あさり、わかさぎ、カツオなどが貧血予防に役立ちます。鉄製の調理道具を使うのもおすすめです。

ヘム鉄はそのままでも吸収が良いので、サプリメント単品で召しあがっても、特に問題はありません。一方、非ヘム鉄はそれほど吸収の良いものではありません。動物性たんぱくやビタミンCが吸収を助けますので、一緒に召しあがるのが良いと思います。

コーヒーやお茶に含まれるタンニンや、玄米などに含まれるフィチン酸は、鉄の吸収を妨げる可能性がありますので、一緒にとるのは避けた方が良いでしょう。


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