良好なコンディションを維持するためには、内臓まで含めた体調管理が大事です。今回は、『沈黙の臓器』と呼ばれ、スポーツにも極めて重要な働きをする肝臓についてお話します。

肝臓は、タンパク質・脂質・炭水化物の代謝や胆汁、コレステロール、リン脂質、ビリルビンなどの分泌、そして解毒(アルコール、アンモニア、薬物、異物や老廃物)など、さまざまな働きを担っており、疲労対策の面からも重要な存在です。

肝臓の代謝機能は主に、(1)アミノ酸・たんぱく質、(2)脂質、(3)糖質、(4)ビタミン・ホルモン、(5)ミネラルの濃縮と貯蔵、の5つが挙げられます。

  1. アミノ酸の代謝、たんぱく質の合成と分解、特にアルブミンや血液凝固因子の合成など。
  2. コレステロールや中性脂肪、脂肪酸、リポたんぱく質、リン脂質の代謝と合成など。
  3. グリコーゲンの合成と貯蔵、グリコーゲンをグルコースに分解(血糖値が低下した際)、グルコースの新生など。
  4. ビタミンの活性化、脂溶性ビタミン(A、D、E、K)の貯蔵、ホルモンの不活性化と分解など。
  5. 鉄はフェリチンやヘモジテリンとして、銅や亜鉛、セレンなどと貯蔵。

ここに挙げただけでも、スポーツとは切っても切れない関係にあります。例えば「プロテイン」を摂取すると、肝臓で必要なアミノ酸に分解されますし、貯蔵しているグリコーゲンがグルコースになることによって、初めてパワーを発揮します。また、ビタミンやミネラルは肝臓から血液を通して全身に供給されます。二日酔いで運動ができないのは、主に肝臓の機能が劣化していることによります。

このほか、血糖値の維持・調節作用や腸で吸収された栄養素の代謝など、肝臓は1日中休みなく働き、生体機能を支えています。

これらを総合的に考えると、肝機能を改善する効果があるサプリメントは、スポーツと密接に関係していることが分かります。代表的なものとして、アスタキサンチンやリコペン等のカロテノイド、クルクミン(秋ウコン)、カテキン、ルチン(ウコギやそば)等のポリフェノール、亜鉛やセレン等のミネラル、ビタミンCやE、タウリンなどを挙げることができます。
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