今の日本では、1年中様々な野菜類が食べられます。これは、ハウスを用いた栽培方法が進化したおかげです。
一方、例えばニンジンを例に挙げると、現在のニンジンに含まれる栄養素(例えばβ-カロテン)は、1950~60年頃のもの比較すると、1/3~1/4程度しか有りません。そういえば、以前のニンジンはもっと赤くて硬かったですね。ホウレンソウはもっとエグ味が強く、根は赤かったものです。
1年中食べることができるということは、料理の幅も広がり、いろいろな野菜類を常に購入することができて良いことなのですが、「栄養素」の観点から見ると、同じ野菜からヒトが必要とする量を摂取するのに、以前と比較して数倍必要だということになるのです。ここに、サプリメントの重要性があります。あくまでも基本は、バランスの取れた食事なのですが、不足する栄養素をサプリメントで補うのが理想的です。
(幹渉)
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