今高三で来年大学生です。走幅跳と三段跳を両立しています。
走幅跳6m75、三段跳14m13、100m11秒51、
立ち五段跳び14m30、立ち三段跳び8m50です。
走幅跳は5ミリ程度のファールながら7m00から7m10程度のジャンプを
何度かしています。
三段跳の記録もまだ踏み切り坂をまったく踏まずの記録です。
100mも11秒2から3くらいの力はあると思います。
これくらいの力でも15mジャンプは可能でしょうか?
最近三段跳の最後のジャンプをダブルアームにし、
立ち五段跳びも最初の1歩だけシングルアームで
残りの3歩をダブルアームで跳躍しています。
自分の感覚ではダブルアームの方がシングルアームに比べ
安定性もよく勢いも良いと感じます。記録もダブルアームの方が良いです。
実際のところシングルアームとダブルアームどちらの方が良いのでしょうか?
踏み切り板を踏まずにベスト記録を出したという部分だけで推測しますが、まだまだ助走が安定していないように思えます。助走が安定してくると、助走~踏み切り(ホップ)の技術も安定し、次第にコツがつかめてきます。ホップは続くステップを成功させるための大事な踏み切りです。ここを上手く行えるようになるだけでも、記録が伸びる可能性はあるかと思います。
100mを○秒で走れたから、立ち五段跳びで○m跳べたからといって15m、あるいは16m、17m跳べるわけではありません。基礎体力が高いのは良いことですが、それらをうまくコントロールできなければ記録に反映されないのではないでしょうか。基礎体力を高めることも大事ですが、自分の動きや身体的な特徴をふまえた上で、身体をうまくコントロールできるようになることも大切でしょう。
腕の使い方ですが、実際に見ていないので何とも言えませんが、安定しているなら、ダブルアームのままで良いかと思います。一つ言えるのは、どちらが良いということではなく、今の腕の使い方が全体的なバランスと合っているかどうかです。部分的な意識をするのは避けましょう。その他、腕の使い方に関しては「三段跳びの腕の使い方」をご覧ください。
(梶川洋平)
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