運動中のエネルギー産生の際に重要な栄養素は、クレアチンとリボースです。
運動中に使われるエネルギーは、ATP（アデノシン三リン酸）をADP（アデノシン二リン酸）とリン酸に分解することで得られます。しかし、体内にATPそのものを大量には蓄えられないので、ADPからATPを再合成し、スムーズに利用することが重要になります。この段階で有効に働くのが、クレアチンです。
激しい運動の継続と繰り返しによってATPはさらに分解され、根本的な再合成が必要になります。
ATPは、アデノシンと3分子のリン酸（三リン酸）によって成り立っています。アデノシンはアデニンとリボースが結合してできていますので、ATP合成にはリボースが不可欠だということになります。
（幹 渉）
：： 関連情報 ：：
