三段跳びはホップ・ステップ・ジャンプをなるべく最後までスピードを落とさずに跳んでいくことが記録を伸ばすポイントです。
今回はそのためのポイントを、いくつか紹介したいと思います。
上手な人の動きを見る
まずは上手な人の動きを見て、真似ることが大事。そして自分の跳躍と何が違うかを考えましょう。ジョナサン・エドワーズの跳躍は、
良いお手本になりますよ。
踏み切り直前でスピード(リズム)を落とさない
三段跳びは最後までスピードを落とさないことがポイントです。踏み切り板のあたりで一番スピード(テンポ)が上がり、リラックスして踏み切れる状態を作り出しましょう。100mのように始めからダッシュしてはそのような状態は作り出せません。
ホップで高く跳ばない
カラオケで1・2・3・4と歌い出す曲と、ワ~ン・ツ~ゥ・スリ~ィ・フォ~ォと歌い出す曲、どちらが歌い出しのタイミングがとりやすいでしょうか?
テンポが早いほうが、タイミングをとりやすいですよね。それと同じで、高く跳んでしまうと、ステップのタイミングが取りにくくなります。ホップは前に跳び出しましょう。
踏み切る瞬間に、踏み切り脚を意識するのではなく、リードレッグ側のかかとを軽く引き上げるのがコツです。このときつま先が下がらないように注意!!
各踏切は積極的に地面をキャッチし、膝下はリラックスを心がけて振り下ろす
走っている馬の脚さばきを真似るとよいでしょう。砂場をスコップで掘り起こすときのような脚の動かし方だと、スピードが落ちてしまうので注意!!
色々な踏み切りをする
三段跳びだけでなく、幅跳び、バウンディング、ハードルジャンプなど、様々な跳躍できちっと踏み切れる(弾める)ようにしましょう。三段跳びは踏 み切りが3つあるので、幅広い踏み切りができると跳躍が安定します。
他にも色々ありますが、基本はこんなところでしょうか。まずは実際にやってみて、自分の跳躍がどのようなものかを知ることです。そうすることで徐々に課題が分かってくるかと思います。伸びていくのは、そこからではないでしょうか。
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