今シーズンは昨年度と比べると、記録的に安定しています。2009年シーズンは14~16mと、記録にかなりバラツキがありましたが、2010年シーズンは試合結果を見てみていただければわかるように、トワイライト・ゲームスを除いた全ての試合で16m以上の記録を残しており、昨年度よりは安定した跳躍ができたかと思います。
【2010年シーズン試合結果】
神奈川県記録会……16m03cm
織田記念……………16m23cm(追い風参考)
中部実業団対抗……16m36cm
日本選手権…………16m09cm
南部記念……………16m41cm(追い風参考)
トワイライトゲームス…15m98cm
6試合平均……………16m18cm
しかし、その試合の最高記録ではなく、内容を見るとまだまだ安定性に欠けます。織田記念、日本選手権がいい例で、最高記録は16mを越えているものの、試技内容は15m50cm前後の記録しか残せていません。主な原因として考えられることは、スタート部分でリラックスした動きができていないことでしょう。
後半シーズンに向けての課題は、前述したスタート部分の練習と、踏み切り4歩前の間合いを合わせること。それと筋力の再充電。また、前半シーズンは調整が日本選手権ではなく、南部記念あたりになっていたため、後半シーズンは東海選手権からスタートさせ、10月にピークがくるよう調整します。今月末の東海選手権では助走を安定させ、思い切りの良い跳躍をして16m以上で全ての試技をまとめたいと思います。
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