三段跳びの腕の使い方/梶川洋平


三段跳びの腕の使い方はシングルアーム、ダブルアーム、シングルアームとダブルアームを組み合わせたシングル・ダブルと、大きく3つに分けられ、好みもありますが、主に競技者のタイプによって決まります。

スピードを落とさずに踏み切るには

三段跳びはいかにスピードを落とさずに踏み切るかがポイントとなります。3つの腕振りの中でジュニア競技者であれば、踏切時に大きな振り込み動作がなく、スピードを生かすことの出来るシングルアームが一番良いかと思います。ダブルアームは踏み切り時の振り込み動作が難しく、タイミングがズレやすいので、ダブルアームを取り入れたいのであれば、ステップ~ジャンプでダブルアームにする、シングル・ダブルがいいでしょう。

「腕を振りすぎない」ことがポイント

どの腕振りを行うにしても、「腕を振りすぎない」ことがポイントです。跳躍時に肘の位置が身体の中心(おへそ)から離れるほど、踏切のタイミングがとりにくくなってしまい、腕振りが跳躍の邪魔をしてしまいます。腕の振り込み動作は大事ですが、跳躍スピードが速くなればなるほど、動作を大きくしすぎないように注意してください。また、腕振りを限定しないで行うことも、動きの幅を広げ、コツを掴むのに大切なことです。

さいごに

今回は腕振りについての質問をいただきましたが、三段跳びは腕振りだけで跳ぶものではありません。腕振りばかりに意識がいってしまうとを、踏み切りのタイミングがズレてホップで潰れることが多くなります。踏み切りに向けてしっかりリズムが上がっているか(助走の流れ)、各踏み切りのキャッチでつま先が下がって(スコップを砂場に突き刺すような動作)いないかなど、他の部分にも目を向けてみてください。



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コメント / トラックバック 1 件

  1. t/j より:

    今回質問をさせていただいたものです。

    質問に対し、こんなにも詳しく解答していただきありがとうございます。

    腕振りについて相当悩んでいましたが、おかげで解決できそうです。

    今回回答・アドバイス頂いたことを今後の練習に活かし、さらに記録を更新していきたいと思います。

    また、三段跳についてご相談する事が有るかと思いますが、よろしくお願いします。

    本当にありがとうございました。