ウエイトトレーニングは大事だと私は考えています。
跳躍種目は接地した一瞬に大きな力を出せるかが1つのポイントであり、それを養うための有効な手段がウエイトトレーニングだからです。
ですが、ただ筋肉が太くなれば大きな力を発揮できるようになる、と安易にウエイトトレーニングばかり行うのは、あまりお勧めしません。いくら大きな力を発揮できるようになっても、技術が伴っていなければあまり意味がないからです。
ウエイトトレーニングで筋肉をつけるよりも先に、スキップやバウンディング(ホッピング)、ハードルジャンプ、メディシンボール(砲丸)投げなどで、跳躍に必要な要素を養っていくことが重要だと私は考えます。
それらの動きがしっかり出来てから、徐々に練習に導入し、本格的にウエイトトレーニングを行うまでは身体の協調性を高める補強として、重さをうまくコントロールしながら、自重、反動を上手く使ったスクワット、クリーンなどを行ってみてはどうでしょうか。
(梶川 洋平)
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