冬季トレーニングを成功させるために/梶川洋平


冬季トレーニングも、はや中盤。
来シーズンに良い結果を出すためには、この鍛錬期をいかに過ごすかが大切です。
ベストパフォーマンスを実現するために私が心掛けていることを、アドバイスさせて頂きたいと思います。

シーズンの反省やトップ選手の動きから課題を見つける

試合のビデオや練習日誌、あるいは一流選手の映像を見ることなどで自分の課題が見つかると思います。
そして、それを克服するためには何が必要かを書き出して、練習で取り組みましょう。
自ら目標を達成しようとすることは(自発的な行動)、長く厳しい冬季練習をより良いものにするために非常に重要です。

踏み切りの感覚を鋭くする

実際の動きに関して紹介したいと思います。
跳躍種目では「踏み切り」が重要になります。
この局面は、助走で十分にスピードを得た後の一瞬で行われますが、これを強くするためには、<上半身がまっすぐに入って、まっすぐに抜ける>こと、地面を正確にキャッチして力を加えることが大切です。

そのポイントは、

まず、力を抜いて足を揃えて立つ(猫背になったり、背中が反ったりしないこと)
→足裏に感じている重心をカカト~足の中心~拇指球~つま先と移動させる(急がずに正確に移動させる)。
足裏の感覚を鋭くして、これを何度か繰り返していると踝の真下に重心が来るとスッと楽に立てることに気がつくと思います。

歩きながら、スキップ、バウンディングなどで地面に足がつく瞬間に踝の真下から地面をキャッチ(叩いたり蹴ったりではなく脚を置くように)することで、正確に力を加えることができるようになります。
ちなみに力を加える方向は<地面の真下>です。
自分の身体を「スプリング(バネ)」のようにイメージし、弾ませるといいでしょう。

セルフケアを行い、ベストな体調を維持する

練習後に筋肉の張りを感じて、その部分を揉んだり擦ったりした経験が誰にでもあると思います。
これは身体がケアを必要としているサインです。
放置しておくとケガやトラブルとして表れるかもしれません。

冬季練習は約4ヵ月と、長く辛いものです。
継続して練習を行い、来シーズンを納得のいくものにするためにも、トレーニング後の身体の手入れとしっかりとした栄養補給・管理が重要です。
身体のメンテナンスや疲労対策には、『100%植物サプリ アスタキサンチン』『100%植物サプリ ポリフェノールC』も役立ちます。

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