サプリメントとストレッチの2本立てでの予防・改善法について、ご説明します。サプリメントとストレッチで、運動時の股関節痛はかなりの部分、予防できると思います。
サプリメント
腱・靭帯には、ムコ多糖類が主成分として含まれています。その代表的なものが、コンドロイチンです。これらは加齢や運動によって減少し、外部からの摂取が必要になります。
まずカルシウムとコンドロイチンを2カ月ほどお試しください。その結果、あまり効果が感じられないとのことであれば、ヒアルロン酸あるいはグルコサミンを併用されるのも一法です。
また、カルシウムの吸収を促進するビタミンDの摂取もお勧めです。
痛みが強い場合、炎症の予防のために「アスタキサンチン」を1日6mg程度摂取することもお勧め致します。
股関節を強くする、大仏坐りストレッチ
股関節痛の予防のために、ストレッチをお試しください。
大仏坐り(あぐらをかいたような状態で、両足の足の裏同士を合わせ、膝を左右に開きます)をして、両方の膝が床に着くような方向に30秒間程度、両手で押します。膝が床に着くようになったら、そのままの姿勢で前屈します。この運動を毎日10回程度行ってください。
(幹 渉)
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