三段跳の冬季練習にウエイトトレーニングは入れるべき?


三段跳をやっています。ウエイトトレーニングについてでの質問ですが、オールアウトさせるメニューをどう思いますか?
フルスクワットのマックス挙重量とかにはこだわりますか? 冬季練習には入れるべきでしょうか?

筋肉を大きくする意義

人の身体を自動車に例えると、筋肉はエンジン部分になります。エンジンはその大きさに比例して排気量(馬力)が増えますので、大きいエンジンほど、より多くのガソリンを使い、大きなパワーを発揮することができます。人の身体も同様で、エンジンと同様に、発揮できるパワーは筋肉の大きさに比例します。筋肉が大きくなればそれだけ大きな力を発揮できるようになります。

ウエイトトレーニングの目的

ウエイトトレーニングは筋肉を大きく発達させて、パワー(筋力)を高めることを目的とします。前述したように、筋肉の大きさに比例して発揮できるパワーは上がります。三段跳びは接地した瞬間に大きなパワーを発揮することが重要になってきますから、筋肉を鍛えるためにウエイトトレーニングは有効な手段ですから、行う必要性はあるのではないでしょうか。

ウエイトのマックス重量ですが、私はあまりこだわりません。ウエイトトレーニングを計画的に、継続して行った結果、高重量を扱えるようになれればいいと考えています。私の場合、マックス重量はトレーニングをうまく行えているかどうかの指標としています。

オールアウトについて

筋肥大の刺激を十分に与えるには有効かもしれませんが、慣れてくるにつれ、徐々にオールアウトさせやすくなってしまう状態になる可能性があります。走る、跳ぶ、投げるといった練習を行うのに、動いてすぐに筋肉が動かなくなってしまうようでは「使えない筋肉」にしかなりません。
3年前の冬にウエイトトレーニングの終わりに、臀部に刺激を与えるために60kgの重量でフルスクワットを行ったことがありますが、筋肉が太くなったにも関わらず、走るとすぐにバテてしまった経験があります。おそらく「オールアウト上手」になったのが原因だと考えられます。

最後に

ウエイトトレーニングは筋肉を鍛え、パワーを上げるのに有効なトレーニングですが、三段跳びの目的はあくまで3歩で遠くに跳ぶことです。走る、跳ぶ、ウエイトの比率をうまくコントロールしてトレーニングを行ってみてください。

(梶川洋平)



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