デファクトスタンダード/遠藤幸一郎


はじめまして。この春よりM&Kにて競技をさせていただくことになりました遠藤幸一郎と申します。まずはコラムの方を見ていただきまして誠にありがとうございます。
このコラムは現在学生で社会人になっても競技を続けたい方や、現在お仕事をしていて、もう一度競技に復帰したい方などに見ていただければと思います。

まずは自己紹介です。自分は他のM&K選手のように日本レベルの実績もなければ、長い競技経験もありません。最初に競技を始めたのは大学2年の頃でした。高校までは野球部でピッチャーで、それまでは陸上は中学生の大会に少し出たことがあるくらいでした。

立教大学で3年間400mを専門にし、短距離パートのリーダーも勤め、目標であった日本インカレにもリレーで出場することができました。通常なら大学で引退ですが、3年生の冬には就職活動をしながら、どうやったら卒業後も競技を続けられるかを考えていました。22歳という年で自分の陸上選手という道を閉ざすのも早すぎると思いましたし、短い競技生活の中で、走りの効率を追求することで、自分の可能性もまだ見出せました。

そして自分が仕事をしながら競技をするなかで、今現在たくさんの競技者が学生を卒業と同時に競技をあきらめてしまう文化を変え、実業団陸上のマーケットの活性化、陸上界の活性化に貢献できればと思ったからです。

自分が目指すのは、学生を卒業して、それからでも競技を続けられるという文化デファクトスタンダードを創りたいと思います。

腹をくくって決断すればなんでもできます。
今の生活は仕事が終わって家に帰るのが21時、もちろん競技場はあいていなくて、深夜に練習して朝からまた仕事に行って、7月からは転勤で福島に行きます。
土日にタータンで走れるのはとても幸せで、なにより、M&Kにサポートしていただいているこの環境に本当に感謝しています。
仕事は仕事で夢をもって本当に充実して、プロとして誇りを持った仕事をしています。競技もひたすらに、ただ上だけを見て走っていきます。

いろんな方に両立は大変だね、とか無理とか言われますが、先進国であるこの国で生まれ、好きなことをここまで続けてこられて、今はやりたい仕事をしながらやりたい陸上もできるなんてそんな幸せな人が世界にどれだけいるでしょうか。そう考えれば、大変だとも思いません。ただただ感謝しています。

最後になりますが、陸上を好きな方がすこしでも長く競技を続けられるように本気で祈っています。一緒にがんばりましょう!

タグ:

コメント / トラックバック 3 件

  1. 刺し足 より:

    遠藤選手へ。
    自分も全国レベルの実績はありませんが、社会人になっても100mで全日本レベルの大会に出場するという目標を捨てきれず、フルタイム勤務をしながら競技を続けている者です。遠藤選手の競技にかける思いと決意が痛いほど自分と重なって、すごく勇気が出ました。「陸上競技をさせてもらえる」という喜びと感謝の気持ちを誰よりも感じていますね。
    自分は今度「北陸実業団選手権」に出場します。種目は異なりますが一走入魂で走ります。
    遠藤選手のご健闘も心から祈っています。

  2. Sammy より:

    遠藤さん

    東日本お疲れ様でした。
    昨年の7月以来の再会でしたが、素晴らしいチームに入られ、何より競技を続けられている事が分かり、とても嬉しく思います。
    今度は同じスタートラインに立って勝負ができるよう、お互い頑張りましょう!!

    くれぐれも怪我には気をつけて、シーズンを通して素晴らしいパフォーマンスを期待しています。

    それでは。

  3. 遠藤 より:

    >刺し足さん

    コメントありがとうございます。
    このように少しでも自分が他の競技者に影響を
    与えられているというのはとても勇気になります。
    社会人になってから本当に感謝の連続です。
    同じ陸上選手で同じところを目指せばいつか一緒に競技を
    することがあるかもしれません。そう願いつつ
    刺し足さんのご活躍も心よりお祈り申し上げます。

    >Sammyさん

    コメントありがとうございます。
    先日はお声かけいただきありがとうございました。
    自分もSammyさんが競技を続けていることを嬉しく思います。
    また同じレースで戦えることを心より願っています。
    お体にはお気をつけてまた会えるのを楽しみにしています。