一重項酸素は、身体の中でも特に、皮膚や肺・好中球・リンパ球など酸素が豊富にある組織や細胞で発生しやすい活性酸素の一種です。非常に反応性が高く、脂質やたんぱく質などを酸化して過酸化脂質などを生成し、疲労の原因となります。
アスタキサンチンは一重項酸素を効率よく普通の状態の酸素に戻し、脂質などの過酸化を抑えます。活性酸素を普通の状態の酸素や水にして無毒化する作用を『消去』という言葉で表現します。もちろん、マジックのようにこの世の中から消してしまうわけではありません。
(幹 渉)
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